いきものコントロール！豊栄薬品

使用方法

• 使用前に本剤をよく振り混ぜること。
• 本剤を対象害虫に合わせて、水にて200〜800倍に希釈し、虫の生息場所や通路に散布してください。

使用上の注意
 

1.使用に際しての注意事項
 

• 使用前に必ずラベルまたは、SDS(安全データシート)を読み、十分理解した上で使用してください。
• 定められた効能または効果に従い、用法及び使用量を厳守し使用してください。間違った使い方をすると、効果不足や健康を害することがあります。
• 環境を汚染しないために乱用は避けてください。また、池、井戸等の水域を汚染する恐れのある場所で、魚や水棲生物等に被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないでください。
• 希釈する場合は均一によく攪拌し、手や指で直接かき混ぜるようなことはしないでください。また、希釈用の容器は専用のものとし、他と兼用しないでください。
• 使用に際しては、必要量だけを取って調製し、その都度使いきってください。
• 本剤を他の薬剤と混合しないでください。
• 病人、特異体質者、妊婦、乳幼児等は、薬剤の影響の無い場所に避難させてください。薬剤によって、アレルギー症状やカブレ等を起こしやすい特異体質の人、また健康状態のおもわしくない人は、薬剤の処理作業には従事しないでください。
• 食品、食器、飼料、玩具、寝具、衣類、愛玩動物、観賞魚、植物、貴重品、美術品、楽器、電気製品等はあらかじめ他へ移すか、あるいは格納し、薬剤がかからないようにしてください。
• ミツバチ及びマルハナバチ等に対して影響があるので、以下のことに注意してください。
  1.ミツバチ及びマルハナバチ等の巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
  2.養蜂が行われている地区では周辺への飛散に注意する等、ミツバチ及びマルハナバチ等の危害防止に努めてください。
   

2.使用中または使用後の注意事項
 

• 保護具(長袖の作業衣、作業帽、保護メガネ、保護マスク、保護靴、ゴム手袋等)及び使用する機械器具は、予め良く点検整備しておいてください。使用に際しては、保護具は必ず着用し、身体の露出部を少なくして薬剤を浴びないようにしてください。
• 畳、床材、塗装面、合成樹脂等の中には、薬剤によって侵されやすいものがありますので、覆う等の処置をし、薬剤がかからないようにしてください。また、植物にかかると枯れることがあるので注意してください。
• 閉鎖された作業場では特に換気に注意し、長時間の連続作業は避けてください。
• 薬剤の作業現場では、薬剤が部外者に誤用されないように注意し、作業現場には立ち入り禁止の表示をするようにしてください。
• 薬剤の調製、散布中は喫煙、飲食をしないでください。また、使用中または使用後にトイレに行くときは、手や顔をよく洗ってから行ってください。
• 使用後は必ず手、足等は早めに石けんと水でよく洗い、うがいをしてください。また薬剤が皮膚に付いた時は、直ちに石けんと水でよく洗ってください。万一、薬剤が目などに入った場合には直ちに大量の水でよく洗ってください。作業中に大量の薬剤を浴びた場合は、直ちに汚染した衣類を脱ぎ、シャワーを浴びる等して、体に付着した薬剤を洗い落とし、清潔な衣類に着替えてください。また、必要に応じて、医師の診察を受けてください。
• 万一、誤って薬剤を飲んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の診察を受けてください。また、薬剤の使用により、身体に異状を感じた場合等には直ちに使用を中止し、清潔な空気の場所で安静にして、医師の診察を受けてください。医師の診察を受ける際には、有効成分名(チアメトキサム:ネオニコチノイド系の殺虫剤)、症状、被曝状況等について出来るだけ詳細に医師へ告げてください。
• 使用中に、周辺に被害を及ぼす可能性のある事故が発生した時は、直ちに関係機関に通報してください。
• 作業時の衣服は他の衣服と区別して洗濯し、保護具も洗剤でよく洗ってください。希釈や薬剤処理に用いた攪拌機や噴霧機などの機械・器具類もよく洗ってください。

• 使用済みの空容器は水でよく洗い、その洗浄液は希釈液に加える等して、できるだけ容器に薬剤を残さないようにし、他の目的に使用しないでください。不用の容器や使用した器具類の洗浄廃液は作業現場から持ち帰り、処分に当たっては自治体の条例や指導に従って処分してください(許可を受けた廃棄物処理業者に渡す等)。決して、河川、湖沼、下水道等の水系や地下水を汚染する恐れのある場所には捨てないでください。

   

3.保管上の注意事項
 

• 保管はなるべく専用の倉庫とし、乾燥した冷暗所に保管してください。
• 食品、食器、飼料などと区分し、部外者や小児、犬、猫などが侵入しないよう施錠して保管してください。
• 紛失防止に対処するため、在庫状況、使用量が常時把握できるように管理してください。
• 使用後、残った薬剤は、必ず保管場所に戻し、確実に封入しておいてください。

4.その他の注意事項
 

• 取り扱いにあたっては、カタログ、パンフレットおよびラベルの記載事項をよく読んで使用上の注意事項を厳守してください。カタログ、パンフレットおよびラベルに記載された用法、使用量および注意事項を守らないで生じた事故についての責任は負うことができません。
• 使用に際して、不明な点、事故等が生じた場合は販売元又は製造元へご連絡ください。
• 希釈液が漏洩した場合は、吸水性の媒体、例えば砂、軽石、ボロ布、オガクズ等に吸収させ、広がりを阻止して回収してください。漏洩した薬剤が井戸、池、河川などの水系に流入した場合は、直ちに警察または保健所に届け出てください。